車の専門用語

自動車ドライブの違いを知っていますか?

自動車の規格を示す言葉としてよく登場するものの一つに「FF」と「FR」があります。

「FF」も「FR」もエンジンとタイヤの位置を示すための用語で、その自動車が前輪と後輪のどちらがエンジンと接続されているかによって区別されます。

「FF」は「フロントエンジン・フロントドライブ」と呼ばれており、エンジンが前輪に接続されておりアクセルを踏み込むことで前タイヤが連動して動くようになっています

一方の「FR」は「フロントエンジン・リアドライブ」のことで、「FF」とは逆に後輪にエンジン駆動が接続されていることを示します。

ただしエンジンは車体前部のボンネットの内部にあるので、長い連結によって後輪に動力が伝えられるようになっています。

日本車ではあまり見かけませんが同じように「MR(ミッドシップエンジン・リアドライブ)」や「RR(リアエンジン・リアドライブ)」というエンジンが車内中央や後部につけられているタイプの自動車もあります。

見た目はそれほど変わらないのですが、このエンジンと駆動の位置が異なることで走行中のハンドル感覚が変わってくるのでこだわりのある人ほどこれらを重視して車選びをします。

ワンボックスカーとはどういう車か?

ここ最近流行の車種として「ワンボックスカー」があります。

ワンボックスカーのメリットは車体を広く使用することができるという空間設計ですが、これはエンジンスペースを運転席下部にすることにより車体の大きさに対して内部を広く使用することができます。

もともとは荷物を多く積みたい社用車で多く使用されてきた構造なのですが、よりたくさんの荷物を積みたいというユーザーが増えたことにより一般車でも見られるようになりました。

いわゆるミニバンタイプの車ではエンジンルームと乗車・貨物スペースという二つを分けた2ボックスタイプを採用しています。

自動車の維持費のお話

自動車の維持には一体いくらくらいかかるのか

自動車を持つ人にとって悩ましいのが維持費です。

自動車は購入するとき必ず運輸局に登録をすることになりますが、この登録をされた人は同時に自動車に関する税金の支払い義務を負うことになります。

また日本国内で走る自動車は車検制度を受けることになっているので、新車からの初年度は3年、それ以降は2年ごとに車検を修理工場に出し検査を受けないといけません。

このときにも修理費や税金がかかるので所有しているだけでかなりのランニングコストがかかってきてしまいます。

加えて日々のガソリン代や各種メンテナンス費用、洗車などに関する代金を合わせると月額あたりの費用は相当なものになってきます。

全国平均を調べてアンケート調査によると、自動車の1か月あたりの維持費の平均額は1台あたり約15800円となっており、排気量の高いSUV車にもなると月々約23900円がかかるということです。

月々1万~2万くらいとすると年間では20万円以上にもなってくるのでやはりかなり家計に与える影響は甚大です。

修理費もバカになりません

なお上記の価格はあくまでまったく修理をせず事故もなく使用した場合での計算です。
自動車は雨風の日など過酷な状況でも使用することがあり、ワイパーやタイヤなど摩耗により適度に交換をしなくてはいけない部品もあります。

さらにエンジンやエアコンなど主要な部分に故障が起こってしまうと、軽く数十万円の修理費用がかかってきてしまいます。

自動車の維持費を減らすなら、普段から故障を起こさないように小まめに点検をしていくとともに事故を起こさないように安全運転をしていきましょう。

自動車保険の基礎知識

自動車保険には二種類があります

自動車保険には任意保険と強制保険の二種類があります。
普段テレビCMなどで見かける自動車保険は「任意保険」の方で、こちらは保険をかけなくても運転をして罰則を受けることはありません。

一方の「強制保険」は自動車を所有している人なら必ず支払わないといけない保険であり、車検時に同時に請求を受けることになっています。

強制保険は「自賠責保険」とも言われており、全てのドライバーからの保険料をもとに事故があった場合の被害者の救済金のために支払いが行われます。

自賠責保険に加入していない人は同時に車検を受けていないということにもなるので、もし未加入のまま自動車を運転んしていたら事故を起こしたかどうかにかかわらず違反行為があったものとして罰則の対象になります。

ただしこの自賠責保険はあくまでも事故被害者の救済のための保険なので、事故を起こしたときに自分自身が怪我をしてしまったり、自動車の修理が必要になったりしても自賠責保険から保険金が支払われることはありません。

また自賠責保険で相手方に支払われる保険金には限度がありますので、昨今の事故では大抵差額を実費で支払わないといけなくなります。

任意保険を選ぶときのコツ

自動車を運転するなら必ず入っておきたいのが任意保険です。
任意保険はかなり多くの保険会社から提供をされていますが、そのほとんどが人身事故なら保険金は無制限、物損にもかなり高額で対応をすることができます。

交通事故ではどうしても自動車の運転手の過失が厳しく問われるので、もし死亡事故になった場合には数億円の賠償金が請求されることも珍しくありません。
ですのでこの人身事故のためだけにも任意保険に加入しておく価値は十分にあります。

また任意保険の場合にはロードサービスが無料でついてきたり、事故時の示談交渉を代行してくれたりといった便利なオプションがあることがよくあります。

長距離でドライブをするときなどはこうしたサービスがあるかどうかで安心度がかなり異なるので、保険内容の他のオプションにも注意してどれに加入するかを選びたいところです。

車の税金に関する基礎知識

車の維持費を比較する

若者の自動車離れの原因の一つとなっているのが、自動車の維持費の高さです。

中でも重くのしかかってくるのが毎年の自動車税や重量税で、そこに車検費用をかけると自動車を所有しているだけで毎年数十万円もの費用がかかることになります。

貯金を崩してなんとか憧れの自動車を購入したけど維持費でいっぱいになって満足に乗れないという人もいるので、購入前には本体価格だけでなく維持費がどれくらいになるかおということもしっかり理解しておかないといけません。

自動車にかかる税金として毎年かかってくるのが「自動車税」です。
これは毎年4月1日を基準にその日に自動車の所有者として登録されている人に対して請求が行われます。

自動車税は普通自動車は都道府県税ですが、軽自動車は市町村税になるというところに違いがあります。

税金額はその自動車の排気量によって価格が異なり、最も安い軽自動車で1万8000円、3ナンバーとなる排気量3000cc~3500ccの車では5万8000円といったようにかなりの違いが出てきます。

また自動車税とは別に車検時に自動車重量税がかかります。
自動車重量税は車両重量によってランクが決められており、かつその自動車のエコ性能によっても割引措置があります。

自分が購入する車がいくらの税金がかかるかについては計算シミュレーターがありますのでそれらを使ってみるとわかりやすいでしょう。

自動車を取得するときにも税金がかかります

自動車に関する税金としてもう一つ知っておきたいのが、自動車を購入するときにかかる自動車取得税です。

自動車取得税とは、新車・中古車かかわらず新しく自動車を購入したときに取引価格に対してかかる金額のことです。

取得価格が50万円以下の場合には非課税となりますが、それ以外の場合には軽自動車・普通自動車それぞれ異なる税率でかかってくるので忘れないようにしたいところです。

なおこの自動車取得税とは別に購入したことそのものにかかる消費税もあります。
2016年時点の自動車取得税は軽自動車で3%、消費税は8%なので、取引価格×1.03×1.08の金額が取得時には必要になります。

その他にも取得時にはディーラーへの手数料や整備費がかかるので必ず見積もりをとってから購入計画を立てるようにしましょう。

初めての車購入、どんな車を選べば良い?

「どうせぶつけるから中古車」は危険

免許を取って初めて自分の車を選ぶときには「どうせあちこちにぶつけるんだから新車なんてもったいない」と思うことがあります。

確かに免許を取ってすぐのときというのは、一応は教習で合格はしているものの縦列駐車や車庫入れといったときのハンドル操作をうまくできないことが多く、ちょっとした油断や隙で車に大きな傷をつけてしまうことがあります。

しかしそうした「傷つけてもいい車」というのはそもそも運転が雑になりがちであり、その油断が余計な事故や自損を招いてしまいがちです。

また安く購入できる10年落ちほどの自動車というのは各部パーツがすでに摩耗しており、思うように操作ができないということもよくあります。

まだまだ経験の足りない初心者ドライバーにとっては、運転中の不調の原因が車そのものの性能の問題なのか、自分自身の運転によるものなのかの判断を付けることができません。

もし運転中に重大な故障が起こったとしても適切な対応がとれるかどうかはわからず、思いもよらない二次災害を引き起こしてしまう可能性もあります。

一概に古い車が故障する車というわけではありませんが、最低限初心者が安心して運転できるレベルのものを選びましょう。
予算の都合上中古車を選ぶにしても、3年落ちくらいのものにしておくことをおすすめします。

狙うなら「不人気車」がおすすめ

とはいえ3年未満の中古車というのは新車で購入する価格と比較してせいぜい2割落ち価格くらいなので、あまり中古を購入するメリットを感じられないかもしれません。

いっそ思い切って新車にしてそれをおそるおそる乗るというのもいいですが、そこまでは踏み切れないというなら同じ3年未満で選ぶにしても不人気の車種に狙いをつけてみる方法もあります。

中古として販売されている自動車は数多くありその価格は常に変動していますが、一般的に人気の高い車種以外はかなり大きな値崩れをすることも珍しくありません。
日本国内の中古車では白や黒といったベーシックなカラー以外の車は価格が安くなることがよくあります。

また自動車メーカーによってブランド力やイメージが異なるので、不人気のメーカーにするだけでかなり安く購入できるということもよくあります。

特に軽自動車市場ではOMEによる「中身は同じで外装とメーカーロゴだけが違う」という車がたくさんありますので、あえて人気の低いメーカーのものを選ぶという方法がとれます。

好きな車を丁寧に乗るのが一番かもしれません

しかし不人気車を選ぶ場合、運転をする本人がその車を気に入らず乗っていても楽しくないということもあります。

最初は練習なのだと割り切れればいいのですが、免許をとったばかりでたくさんの場所に出かけたいさかりのときに自分が乗りたくない車しかないというのは残念なものです。

事故や自損を起こすことを恐れず、やはり自分が好きなデザインのものを選びそれを丁寧に傷つけないように使っていくというのが一番の車選びの方法かもしれません。