エンジンオイル選びのポイント

エンジンオイルの種類について

エンジンオイルはすべての自動車のエンジン部分で使用される専用オイルのことで、金属同士の摩耗を防ぐ潤滑剤としての役割と、エンジン内の過熱を防ぐ冷却液としての役割を同時に行います。

エンジンの内部ではガソリンの燃焼によって激しく内部のピストンが上下運動をしているのですが、このときに金属同士が激しくこすりあうことになるのでエンジンオイルが適量ではない状態のまま走行をするとエンジン内部が故障をしてしまう恐れがあります。

またオイルはまったく使用をしなくても空気に触れるだけで酸化を起こし劣化が起こるので、走行距離が少ない場合であっても定期的に交換をしなければいけません。

一般的な目安としては5000km走行時もしくは1年に1回くらいの割合で交換するのが望ましいとされています。
エンジンオイルを交換するときには普通は修理工場などにお願いをしますが、自宅でも工具があれば簡単に行うことができます。

このときエンジンオイルをカーショップなどで購入することになりますが、オイルには鉱物油や部分合成油、化学合成油、植物油といった種類があり、また粘度にも違いがあります。

無難なのはそれまで使用してきたオイルと同じものを選ぶことですが、基本的にはベースオイルと同じ粘度をしていれば社外品でも使用してもかまいません。

エンジンオイルに記載されている記号

エンジンオイルの適正粘度は車種ごとに決められています。
一般的なガソリン車の場合、適正なオイル規格とされているのが「10W-30」です。

このうち頭の「10W」というのは「ウインターグレード」と呼ばれるポンプ吐出温度始動開始温度のことで、0W~25Wまでの幅があります。
ハイフンの後ろの「30」というのは動粘度のランクを示すもので20~60までの幅から選択をします。

どの規格にするかによってかなり値段も違ってきますので、安いからといって異なる規格のオイルを間違って購入しないように気を付けましょう。

なお自宅でエンジンオイルを交換するときには1缶ごとに購入することになるので、どうしても交換後にあまったオイルが出てしまいます。

余ったオイルは保存をして次の交換に使用したくなりますが、最初にも説明したようにオイルは何もしなくても時間の経過により劣化が起こってしまいます。

ですので余ったオイルは速やかに廃棄をするかもしくは別の自動車の交換に回すようにしてあげてください。
またはバイクを持っている人なら冬期間の保管のための交換用エンジンオイルとして使用することもできます。