タイヤ交換の時期の目安と見極め方

タイヤの交換時期を自分で判断

タイヤは重要なクルマのパーツで消耗品なのですが、愛車のタイヤの交換を適切な時期に行っている方は、意外に少ないと言われます。
あまり理解していないとガソリンスタンドで勧められるまま、あるいは、車検時にあわせて交換されていた、などと売り手側に誘導されて高い金額で、交換のタイミング前に取り換える羽目になりやすいです。
タイヤ交換のタイミングやタイヤに関する正しい認識を持ち、安全運転を心がけるドライバーを目指しましょう。

劣化したタイヤを使い続ける場合のリスク

古いタイヤを装着したままで走行を続けると、高速走行中等にバーストして大きな事故を招くリスクがあります。
また、表面のすり減った溝の無くなったタイヤはグリップ力がなくなっていますので、雨天のぬれた路面でスリップしやすかったり、経年劣化で表面のゴムが固くなれば、コーナーで横滑りをしたりするリスクもあります。
事故を起こさないように、適切な時期にタイヤ交換をする事は、人の命にも影響を与える可能性のあるクルマのドライバーの重要な責務なのです。

交換のタイミング

走行せずとも経年が原因の劣化が進む為、製造から5年程度が1つの目安と言われます。
ただし、走行地域、保管環境、走行方法によって大きな差がある為、最長で5年と捉えると良いでしょう。
製造日をチェックするにはタイヤの側面の径の内側に近い部分に刻まれている4桁数字で見ます。
例えば0118とあれば2018年の第1週目という意味であり、製造年と週を示します。

別途、タイヤがすり減り、溝が浅くなって1.6mmを切るとスリップサインが現れるよう設定されています。
新しいタイヤの溝の深さは約8mmあり、運転の仕方によりますが、溝が1mm摩耗するのはおおむね約5千kmの走行といわれます。
この考え方だと、一般的な走り方の場合、3万km走ると溝の深さは残り2mmとなり、スリップサインを確認する時期のサインになります。
具体的なあらわれ方はスポット的に溝の一部分がなくなり、そうなるとこのタイヤで走行すること自体が法律で禁じられています。
タイヤの側面のひび割れや傷もチェックが必要です。
タイヤの材料には劣化防止のために「ひび割れ劣化剤」という成分が使用されているのですが、経年・紫外線・洗剤など様々な影響で自然に抜けてしまい、バーストの主な原因です。

タイヤの寿命の伸ばし方

タイヤは装着された位置によってかかる負荷が異なるため、一定時期ごとに位置を変えるローテーションを行い、それぞれにかかる負荷を分散すると、4本が全体として摩耗状態が均一となり寿命が伸びます。
ローテーションを実施する期間は、おおむね走行距離約5千kmをめどとします。
走行方法面では、急ブレーキや急発進、高速のままでのカーブへの侵入は、タイヤの摩耗の主な原因です。

また、車庫入れや駐車の時等、クルマを静止させたままハンドルを切るとタイヤの縁が摩耗します。
少しでも車が前後に動く状態を保ってハンドルを切ると、タイヤの摩耗が減り、寿命が伸ばせます。