車とロードバイクの事故の過失割合はどのくらいなのでしょうか?

自転車運転中に車と事故しましたが当方にも賠償責任はあるの?

先日、自転車運転中、相手当事者がクルマの事故に遭いました。
当方のロードバイクの修理費用は20万円程度と見積もられ、相手方車両の修理費用も20万円程度です。
なお、当方は自転車の事故保険には未加入です。
事故の概要は、道幅6m程度の片側2車線道路の交差点における事故で制限時速は40kmですが双方ともそれほど速度は出ていませんでした。

当方は、交差点を直進しようとして交差点に差し掛かったのですが、クルマが左折しようとしていたので、車の左サイドの後部ドアの周辺にぶつかりました。
いわゆるよくあるパターンの巻き込み事故です。
当方のロードバイクは前のスポークとタイヤのリム等が曲がり、交換が必要になり、先方の車はドアの板金塗装などが必要だそうです
自転車を走行中に自動車と事故を起こし起こした場合にも過失割合に相当する損害賠償などの負担が発生すると聞きましたが、本当でしょうか。

基本的には交通弱者の自転車が保護される

一般的に交通事故の補償に考え方は、当事者互いの過失責任の程度に応じて過失割合が決められ、その数値に基づき賠償額が割り当てられます。
当方の過失相当額は、賠償請求額から減額されるので、自分の過失が低いほど自らの負担を低く抑える事に繋がります。
クルマと自転車の事故に関しては、双方ともクルマでの事故に比較すれば自転車側の過失が低くなるように調整されます。

自転車と自動車との比較では、自動車の方が速度も出てボディも大きく安定しており、事故による被害も自転車に比べると小さいからです。
自動二輪でも、同様にクルマ同士の事故に比べると自動二輪の過失を小さくするように調整されますが、自転車の場合は、さらに小さくなるよう調整されます。
このように交通弱者に対しては保護が手厚くなっており、その順番は一般的に自動車、自動二輪車、自転車、歩行者の順番です。

また、考慮すべき自転車特有の問題として、高齢者や小さなこどもも運転するという点が挙げられ、免許制度がないため、俊敏な事故回避動作が期待できない、予測できない行動をとる等の理由で、事故の当事者となった自動車にさららに高い過失割合が求められるケースもあります。

巻き込み事故のケースの負担割合

自転車とクルマとの間で発生する事故に、左折するクルマによる直進自転車の巻き込み事故が多く見られます。
理由は自転車が自動車ドライバーの死角に入っていたことや後方不注意、自転車の速度だし過ぎなど様々です。

質問の事故の場合、多くは原則どおりクルマが9割、自転車が1割とされます。
ただし、調整されることがあり、自転車側の顕著な過失があれば5パーセント、重過失があれば10パーセントが加算されます。
逆に自転車の減算要素として、運転者がこどもや高齢者であれば5パーセント、クルマのウインカー出し忘れ・遅れであれば10パーセントなどの減算がされます。